自動点呼機器(点呼+)のご案内

(掲載日:2023年07月19日)

 トラック運送事業者には法令により運転者の点呼が義務付けられていますが、特に中小零細事業者にとって深夜、早朝における点呼業務が大きな負担となっています。
 一方、近年はAI技術等の進展により、ロボットなどの活用により点呼業務の自動化へのニーズが高まり、日貨協連では自動点呼の実現に向けた要望活動を展開して参りました。
 このような状況のなかで、国土交通省においても「運行管理高度化ワーキンググループ」を設けるなど、自動点呼に向けた取り組みが進められ、令和5年から業務後について、自動点呼機器を使用した点呼を「対面による点呼と同等の効果等を有するもの」として認めることとし、令和5年3月には関係法令が改正され、法令上の位置付けが明確化されるところとなりました。


また、令和6年5月31日に、国土交通省より「自動車運送事業における運行管理の高度化に向けた業務前自動点呼の先行実施要領」が発出され、同省に事前申請ならびに必要な報告を行うことにより、業務前自動点呼の先行実施が可能となりました。




業務後自動点呼を実施する際の必要提出書類について(参考資料)

提出先:当該点呼を実施しようとする営業所を管轄する運輸支局長等
提出期限:当該点呼実施予定日の原則10日前に提出

※業務後自動点呼の実施をお考えの場合、自動点呼機器ごとに指定のアルコールチェッカーが必要となります。詳細は各自動点呼機器の申込書をご確認ください。

 なお、国が認定した自動点呼機器に対しては、全日本トラック協会の助成制度により導入費用の一部に助成を受けることができます。

自動点呼機器導入促進助成事業について(全日本トラック協会)※外部リンク

業務前自動点呼について


国土交通省は、令和7年4月30日付で「運行管理高度化ワーキンググループ」において検討された「業務前自動点呼」の要件に基づき、制度化に関する改正告示を公布しました。

現在は、「業務前自動点呼に係る機器認定要領」などの関連通達(解釈・運用に関する指針)の準備が進められており、通達が正式に発出された後、機器の認定手続きなどを経て、制度の運用が開始される予定です。

なお、ナブアシスト社の「点呼+」における業務前自動点呼への対応状況については、進展があり次第、本ホームページ等を通じて随時お知らせいたします。


日貨協連が取り扱う自動点呼機器の種類

※全て国(国土交通省)の業務後自動点呼の機器認定を受けています。
  • 点呼+デスクトップ版
  • 点呼+ロボット版 Kebbi


取扱価格(1台当たり)

  • 点呼+デスクトップ版   月額:15,000円(税抜)
  • 点呼+ロボット版 Kebbi 月額:39,000円(税抜・3年契約)


システム要件(点呼+デスクトップ版)

点呼+デスクトップ版 システム要件_v2.4(pdf)

ネットワーク環境(点呼+ロボット版 Kebbi)

自動点呼機器システム構成パターン(点呼+ロボット版 kebbi)(pdf)

デモンストレーション

自動点呼機器のデモンストレーション展示・説明会のご相談も承っております。
日貨協連KIT・情報化事業部(電話03-3357-6068)までお問い合わせください。

自動点呼機器の点呼時イメージ動画

以下の画像をクリックしてご覧ください。

パンフレット


お申し込み方法

お申し込みは、以下の申込書とチェックシート(pdf)をダウンロード・印刷の上、必要事項をご記入の後、日貨協連あてにFAX送信(03-3355-2037)でお申し込みください。

取扱価格(付属品含む)は、今後変更する場合がございますことご了承ください。

  • 申込書とチェックシートの両方が揃っての申込完了となります。
  • 自動点呼機器を2台以上申込、かつ、設置拠点が異なる場合は、チェックシートを設置拠点ごとに作成してください。また、チェックシート余白に、設置拠点の記入をお願いいたします。
  • 設置拠点が複数になる場合、それぞれの設置拠点について
    ①設置拠点の名称 ②郵便番号・住所 ③電話番号 ④担当者様のお名前を別紙等に記入してください。
  • 導入時支援サービスは「設置拠点単位」での申込となりますのでご注意ください。